『歌でつなぐ憲法の話 憲法に託された夢と希求』
日時:2019年1月14日(祝) 16:30開場 17:00開演
会場:新宿区角筈区民ホール
チケット:前売り¥1,500 当日¥2,000
主催:歌でつなぐ憲法の話実行委員会(utaken@yokoshida.net)
前売り券予約フォーム:https://goo.gl/em9p4q(志田陽子オフィシャルホームページ)
2019年1月14日(祝)、『歌でつなぐ憲法の話-第1集-』リリース記念、『新しい表現活動と法』、『教職のための憲法』出版記念公演を行います。
今回は、ゲストスピーカーに東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんを迎えることができました。
音楽的にも、ギターを加えてパワーアップした「歌でつなぐ憲法の話」に、ぜひお越しください。
憲法は、文化の力の中で発展し受容されてきました。人々が残した歌や文学・演劇・映画などの中に、憲法の言葉と響き合う社会背景や希求を読み取り、憲法の精神に近づいてみたいと思います。
たとえば、アメイジング・グレイス。これは、18世紀末に元奴隷船の船長だった人物が自分の過去を悔いて作った歌詞を賛美歌に載せたもので、奴隷制廃止運動のシンボル・ソングとして歌い継がれていきました。当時、奴隷制と奴隷貿易は莫大な利益を生み出す産業となっていたため、これをなくすことは困難を極めることでした。そんな中で18世紀末から19世紀初頭、この歌とともに大量の署名が集められました。女性にはまだ参政権がなかった時代、女性たちが歌と署名運動という形で大きな力を発揮したのでした。
人間の隷属化が起きない社会を作るという課題は、終わることのない課題です。日本国憲法18条に「奴隷的拘束」という言葉があるのは、こうした世界の尽力と歩みを共にすることの表明と言えます。
私たちが、次の世代を担う人々に「ごめんね」と心の中で呟きながらその夢に蓋をするような社会は、自由な社会とは程遠いものです。自分自身が自由であろうと望むことは、次の世代への《責任》でもあります。
私たちが手にしている権利は「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(憲法97条)です。それぞれの権利が、それを必要とする人々が声を上げることで、少しずつ実現へと近づいてきました。その「声」が、歌や文学作品の中に見え隠れしているのを発見することがあります。そんな発見を、このようなライブ&トークを通じてお伝えしていきたいと思っています。(FBイベントページ(https://goo.gl/jhXWCj)より引用)
ムサビで大人気の講座、志田陽子教授の『映画で学ぶ憲法』
早稲田大学エクステンションセンターのオープンカレッジで一般の方も受けられるようです。ぜひご受講を!
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/36465/
著作はこちら
『映画で学ぶ憲法』 志田陽子編 法律文化社
https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03550-9
志田陽子教授が登壇いたします。
「自民党憲法改正草案」の多角的検討 −日本の憲法政治の行方–
[趣旨]本年7月10日に行われた参院選において、政権担当党の自民党と公明党が、それぞれ 改選議席を増やした。自民党は56議席で前回よりも6議席増となり、また公明党も14議席で前回 よりも5議席増となった。その結果、参院総議席における改憲勢力は自公両党におおさか維新と こころの二党を合わせ、さらに諸派と無所属の改憲派議員を加えると165議席となり、改憲勢力 は「三分の二」(162議席)を超え、国会全体でも憲法改正を国民投票で問うことのできる「三 分の二」以上の議席を確保したことになる。いよいよ、日本の政治は、いわゆる「憲法政治」– 国政の基本法・統治構造・基本政策の是非を国民的規模で根本的に見直し審議し決定しよ うとする非常時型(百年に一度あるかないかの)政治 – のピークとなる季節を迎えている。 こうした折、2012年4月に提出された「自民党憲法改正草案」がますます注目されるようにな った。本シンポジウムでは、わが国の憲法学をリードしてこられた研究者の皆様をお招きし、 多角的な観点からこの「草案」を検討し吟味するシンポジウムの開催を計画した。ぜひご参加 いただきたくご案内申し上げたい。
日時: 10 月 25日 (火) 15:10~17:40
会場:国際基督教大学 本館315室(予約不要)
主催:国際基督教大学平和研究所
【プログラム】
挨拶 笹尾 敏明(平和研究所所長)
<第一部>
基調講演1 山内 敏弘(一橋大学名誉教授) 「天皇を戴く軍事国家か、個人を尊重する平和国家か」
基調講演2 志田 陽子(武蔵野美術大学教授) 「歴史と向き合う憲法か、歴史から逃げる憲法か: 統治構造と人権の両面で生じる基盤の変質」 プラス 歌唱 (休憩)
<第二部>
パネルディスカッション、フロアーとの意見交換
司会 千葉 眞(国際基督教大学特任教授)
山内 敏弘 志田 陽子 松平 徳仁(神奈川大学教授) 稲 正樹(平和研究所顧問、前国際基督教大学教授)
連絡先:181-8585 三鷹市大沢3-10-2 国際基督教大学平和研究所
電話:0422-33-3187 Email: icupri@icu.ac.jp
http://www.kokuchpro.com/event/nowar/
シンポジウム
天文学者と語りあう平和 ―戦争と大学、そして憲法―
開催概要
日時:2016年 6月23日(木)19:00-21:00(開場 18:30)
会場:武蔵野スイングホール(東京都武蔵野市境2丁目14-1)
アクセス JR中央線・武蔵境駅北口下車 西へ徒歩2分
参加方法:事前の参加お申し込みは不要です。直接会場へお越しください。
その他 :参加無料。多くの皆さんのご来場をお待ちしています!
主催等
主催:「天文学者と語りあう平和」シンポジウム実行委員会
共催:安全保障関連法に反対する国立天文台関係者有志の会、安全保障関連法に反対する学者の会
協力:(調整中)
志田陽子教授が安保法制違憲訴訟の原告のひとりとして参加し「憲法と矛盾する法制を、裁判所に憲法違反だと判断して欲しい。」と訴えた。
「安保法制は違憲と判断を」提訴を前に訴え
4月20日 20時56分 NHK news web
安全保障関連法に反対する弁護士などのグループが、初めての集団訴訟を起こすのを前に東京都内で集会を開き、原告に加わる憲法の研究者が「憲法と矛盾する法制を、裁判所に憲法違反だと判断してほしい」と訴えました。
集会を開いたのは、弁護士と元裁判官で作る「安保法制違憲訴訟の会」で、東京・千代田区の会場には裁判の原告になる人などが集まりました。
グループは、「安全保障関連法は、集団的自衛権の行使や海外での武力行使を禁止する憲法9条に違反する」として、全国で初めて東京地方裁判所に集団訴訟を起こす方針で、共同代表の弁護士は今月26日に提訴することを明らかにしました。
裁判では、国に対して自衛隊を出動させないことや賠償を求めるということで、原告には、自衛官の家族や広島と長崎の被爆者など合わせて500人以上が加わる予定だということです。
原告として参加する憲法が専門で武蔵野美術大学の志田陽子教授は、「憲法と矛盾する法制を、裁判所に憲法違反だと判断してほしい」と訴えました。
グループによりますと、全国で2000人以上から裁判に参加したいという希望が寄せられているということで、今後、準備が整いしだい各地の裁判所に提訴するということです。
東京新聞掲載(2016.4.19)
【言わねばならないこと】 民主主義のルール破壊 憲法学者・志田陽子さん
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2016041902000196.html
「国会前を学習の場に!」
青空ミニ講義&09/11国会正門前 参加体験レポート
原田 浩(当会呼びかけ人 映像学科非常勤講師)
IWJ (Independent Web Journal)への寄稿
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