メッセージ


解釈改憲を認めると、今後”表現の自由”も”基本的人権”もその時の政府の都合で
替えられていくことでしょう。今までも”公共”が優先されると言って、様々な禁止事項が
罷り通っています。”国の危機”を煽れば、ますますひどいものになるでしょう。
お互い様々な方面から、反対運動を展開していきましょう。

M.K(その他)


法案の内容もそうだが、それ以上に、民意を無視し、侮辱した法の手続きがまかり通ると盲信する現在の与党の姿勢が最も危険であると考える。法案、及び、この法案を使用しようとする者達の姿勢、思想に反対をするという意味で、有志の会に賛同します。

M.T(彫刻卒)


戦争をする国は思想統一をはかるために表現の自由を制限します。
今、創造を学ぶ場にいる学生の皆さんには、自分の表現を制限する不当な力に対し、鋭いきゅう覚を持っていただけたらと思います。

S.M(卒業生)


自由を維持するための枠組みが、立憲民主主義と考えます、今回の法案を通すことは、その破壊です。くりかえします、これは「改憲」ではなく「憲法」の枠組みの破壊です。

N(その他)


いま自分が生きる時代、そして次の世代が独裁政権と呼んで間違いない権力者によって搾取され、不幸になることを見過ごすわけにはいきません。

U(映像卒)


芸術はいつの時代も政治に翻弄されてきた。守られ、裏切られ。
そのせいか、自分は政治的なものに対しては距離をもって対峙してきた。そのスタンスは今も変わらない。デザイナーであり、作家でもある自分は、この自身のアウトラインのコントラストを保ってきた。
芸術系の大学に関わった者は比較的政治に対して、さめた目でみているかもしれない。
ただ、ファインアートも伝える表現である以上、社会との接点を無視することはできない。当然、デザインは投げかける側との共有された造形といってもいい。
そんな思いの中で、この法案と憲法を考える。
民主主義の根幹を揺るがす暴挙を前にして個として許しがたいものがある。特定政治団体への思い入れはないが、反対を個の主張として賛同します。

Y.K(視デ講師)


卒業後は、中学校教員として子どもたちに美術を教えています。子どもたちは、今回の法案に対する大人達の動きを見ています。私も毎日、偉そうに子ども達の前に立っていながら、逆に「お前は、ここで何をしてるんだ。」と子ども達に見つめ返されているのを感じます。子ども達と一緒に日本国憲法も読みました。主権者は私たちなのに、私たちの声を無視して法案が通ってしまう。この矛盾を子ども達にどう話せばいいのでしょうか。他国の子ども達の不幸を生み出す戦争の手助けをする国に、子ども達が誇りを持てるでしょうか。平和と民主主義のため、子ども達のために法案に反対します。

M.K(彫刻卒)


この運動が盛り上がり、投票率が80%超える選挙の結果を見てみたいです。

Y.Y(元講師)


今回の安保法案に断固反対いたします。憲法9条の素晴らしさを、根底から侮辱する現政権は、早々に撤退すべきです。

U.A(その他)


在学中は70 年安保でロックアウトなどもあり、あまり通学してなかったのですが、学園祭のテーマを今も覚えてます「その前夜、あの直後」
今、まさに、「その前夜」の気がします。この国を戦争のできる国にしてはいけない。戦争法案は廃案にしなくてはいけない。
先の大戦当時、芸術も戦争に加担しなければならなかった、そんな時代は繰り返したくないと思います。
OGとして、今の活動を応援してます。

K.S(短商卒)


武蔵美さんには、縁もゆかりもありません。
書道をしています。
芸術は、芸術家は
こんな時こそ
本気にならねばいけないと考えます。
戦争を憎み、怒る力を継続させていきましょう。

K(その他)


暴力を克服する方法として芸術や文化がある。
戦争を容認することは、芸術、文化の敗北を意味する。
さまざまな表現で、意義ありの声を上げ続けよう。

S.A(映像作家)


母校の方がこのような会を発会してくださり、頼もしく思っております。
みなさんと力を合わせて末永く闘っていきたいと思っています。

T.Y(短美教卒)


立憲主義破壊、憲法違反の戦争法に反対です。立憲主義、民主主義を取り戻すため、立ち上がった皆様に賛同します。

K.I(その他)


安部さんは自分のしていることが絶対に完璧に正しいと思っているのでしょう。それがこわい・・・

M.A(油絵卒)


Love & Peace !!!

T.H(短グラ卒)


有志の方々の勇気と戦いにたいへん感動しています。私も国会前大集会・総がかり行動に連日、老身の体力の許す限り参加しています。特に、小沢一郎弾圧事件の時から日本会議のテロリズムとファシズムが露わになりました。私は70年も前の戦時中、戦後、死にそうになりましたが、生きているうちに再び戦争に巻き込まれるなど思いもしませんでした。本当に悔しいです。有志の方々、参加者の方々、身体に気をつけて頑張ってください。有志の会主催のイベントなどがあればご連絡ください。
T.S(武蔵野美大名誉教授、視デ)


長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」の展示はご覧になりましたか?

先の戦争で徴兵され、筆を折って戦地に向かい没した若者たちの遺作を集めた美術館です。彼らの無念が伝わってくるようです。

また、多くの著名な芸術家も従軍画家や戦意高揚のための戦争画などで戦争に加担しました。

芸術家は、自らの尊厳をかけてそのような要請に従ってはならないし、自由を求めて行動すべきだと強く思います。

K(油絵卒)


残念ながら可決となりましたが、これからが大切かと思います。粘り強く反対・廃案目指しましょう。

H.T(油絵卒)


9月18日、文化人類学有志で国会議事堂前に行くと、ありました!武蔵美のノボリが!職員の方が鳴り物と一緒に。今日は22:00過ぎまで、皆んな頑張りました。採決は19日に持ち越し!
賛同する動機や考えは少しづつ1人ひとり違うかもしれません。また、その効果も定かではありません。でも、今!です。芸術が何故必要なのか考えている暇はないかもしれません。

T.S(芸文)


安保法案が、19日の未明に参議院で可決されてしまいました。
政府は、憲法を無視し、法整備のための説明を行わず、極めて曖昧にして、集団的自衛権の行使をしようと考えています。与党の政治家からは、国民や法を明らかに軽視している発言が繰り返されています。
このような杜撰さと暴力は許されることではなありません。そして、政府のこのような行動が、どのような結果を迎えるかは、はっきりしています。
このような状況の中で、「安保関連法に反対する武蔵野美術大学有志」など学生を主体とした運動体がどんどん現れていることに希望を覚えます。わたしも、学生たちの活動に勇気をもらいながら、同じようにより良い未来を作るために活動していきます。

T.I(油絵卒)

※当会は学生を主体とした運動体ではなく、教職員有志による呼びかけで、学生・卒業生、学内外の方にご賛同いただいております。よろしくお願いします。原文をそのまま掲載させていただきました。(HP管理人)


戦後長い歳月をかけて積み上げてきたものをことごとく覆すような法律の成立に強い怒りと不安でいっぱいだ。

このかけがえのない日常がおびやかされることがないように、ひとりひとりが考えできることをやっていこう。

H.I(油絵卒)


子どもたちの自由と平和を壊すことは許されません。戦争には誰の子どもも行かせません。

T.F(油絵卒)


日本の平和主義を逸脱する違憲立法を許さない。

A.Y(通信卒)


9月18日、国会議事堂前で武蔵美の幟を見つけ、とても嬉しく多くの参加者の間を縫うように近づきました。
母校に同志がいることが、これほど心強く感じるとは!
安保法案は強行採決されましたが、ここで怯むわけにはいきません。私自身は来年の参院選に向けて、地域の活動に参加する予定です。
微力ながら発信を続けて参ります。ART FOR PEACE!

H.H(芸デ卒)


いい事を考えたね。貴会の思想に賛同します。

K.H(油絵卒)


2度と戦争のできる国にしてはならない!
表現の自由と権利,文化,命の権利が奪われる時代を繰り返してはならない!

H(工デ卒)


当方他美大の卒業生ですが、賛同させていただきます。
安全保障関連法案反対。

M.K(芸術学)


子ども達の未来に戦争の可能性があってはならないと思います。

A.T(視デ卒)


デモでお会いしました。可決されてしまいましたが、これからも勉強会など機会があればいいなと思います。外部の者でも拝聴できる講演会などあればうかがいたいです。

Y.S(その他)


できの悪い学生だったと思いますが、在学中に理解できなかった教授の話、一般教養の講義、ただ面白いと感じていたこと、出会えた友人たちとの関係が、社会人になってから遅効性の薬のようにじわじわと効いてきています。
そのことに感謝しつつ、デザイナーの端くれとして社会の隅っこに参加している今、母校でこのような動きがあることをうれしく思います。日本が、世界が、生きるものにとって「自由」と「平和」とほんとうの豊かさに満たされたものであるように、デザイン・言葉、あらゆる表現で、自分のできる仕事に日々祈りをこめ、何ができるのかを問い、答えを生きてゆきたいです。

H.A(視デ卒)


安全保障関連法案に反対です。撤回を要求します。

K.H(短グラ卒)


さて、長期戦のはじまりです。
違憲立法をきちんと違憲立法審査にかけ、
法治国家をとりもどす戦いの、はじまり。

S.N(芸文講師)


憲法9条を守りたい。

S.O(彫刻卒)


呼びかけ人の一人です。
9月19日未明の法案採決の状況に、民主主義の危機を感じます。
公聴会記録にも実質的内容が記載されていない、参議院特別委員会採決のさいの議事録にも何が決まったのか記載がない、ということは、後々に国民が情報公開請求をしてもどのような討論を経て何が決まったのか確認することができないということです。
これは国民の「知る権利」をも無視した決定方法です。
表現者の集まる大学に身を置く者として、また憲法研究者の一人として、この状況に対し、「日本の自由と良心を取り戻さなければ」という思いを持ちました。

Y.S(教養文化)


当たり前にある日常のために。つくること、生きることの喜びが失われないように。
諦めず、活動が続くことを願います。

(通信教育課程)


立憲主義と民主主義の否定に声をあげて反対します。立憲主義と民主主義が表現の自由を保障するからです。戦争をしないことを誓った憲法を大切にしていきたいと思います。

O.K(建築卒)


今の政権が目指しているこの国の安全保障の方針の大転換を許さない、あらゆる機会にその声を上げていきます。

T.N(彫刻卒)


母校にこのような会が結成された事、嬉しく思います。
活動に賛同致します。

M.T(工デ卒)


9月18日、衆議院本会議が安倍内閣不信任決議案を審議中の国会正門前歩道から、怒りを込めたシュプレヒコールを繰り返しながら、このアピール賛成署名を送ります。

M.M(建築卒)


 以前、非常勤講師を何年かにわたって勤めたことや、講評に参加したご縁で、署名させていただきます。美術にかかわる人たちが、このように形で声をあげてくれたことに大変こころ強く思います。安保関連法案に強く抗議します。

M.H(その他)


芸大油画卒ですが、武蔵美ははじめて合格させてくれた大学で、父の母校です。戦争法案の廃案まで共にできることを続けましょう。

O.A(その他)


戦後70年というこの年にあってはならない事。怒りを感じます。

N.O(短空卒)


日本の憲法9条とそれを守ってきた日本人の平和運動は、日本人の誇りです。70年にもわたり、戦争をしたがる施政者に圧力をかけ続けてきたこの平和運動は人類の歴史にも類を見ないものです。この平和運動をさらに発展させましょう。

M.I(その他)


私は教育に関わる者として、そして、平和と自由を愛する者として、
安全保障関連法案に反対します。

戦争法案に他ならない法案を、
ほとんどまともな手続や説明もなく強行に通そうとしている現政府に、
深い懸念と不信感を持ちます。

このようなやりかたで、わたしたちから、
学ぶ権利、考える権利、主権者としての権利を
奪って行く、こんなことが許されてよいはずがありません。


武蔵野美術大学有志の会の皆さんの声明に、心から賛同します。

M.N(その他)


美術家です。都内の美大による安保法案反対の活動、私は武蔵美関係者ではありませんが、美術関係者として心強いです。国会外の活動が今度どれほど力を持つか、国会内の活動の限界を目の前でみつつ感じました。不断の努力で頑張りましょう。

Y.T(その他)


 母校の有志の方々が私の気になることと同じようなことを考えていることに、誇りと頼もしさを感じます。おかしいと感じることを放置することは、自分の一部を殺し、大切なものをいつの間にか忘れることです。個人として、強く賛同します。

Y.K(空デ卒)


 戦いからは何も生まれません。戦争の片棒を担がない、何時でも誰でも自由に表現出来る平和を尊ぶ国であって欲しいと思います。

M.O(工デ卒)


私が参加した初めてのデモは、ムサ美在学中に学内で行われた、ムサ美猫を守れ集会&デモ(学内に暮らす野良猫たちの殺処分反対)だったなあ〜と懐かしく思い出しながら、今、暮らす地方で、戦争法案反対デモに参加しています。心は共に。

S.A(短生卒)


私たちには、「選挙」という、議員を選ぶ権利があります。
この暴挙を決して忘れず、許さず、ありとあらゆる選挙で、自民、公明、他、賛成した政党の議員を落選させましょう!
そして、平和と自由と民主主義をこの国に取り戻しましょう!

T(短工卒)


自分でちゃんと判断出来る学生や人が集まる学校だと思ってますし、自由だと思ってます。

H.K(視デ)


こんなにも国民の声を無視するやり方本当に恐ろしい!

M.U(講師)


憲法は私たち国民を守るものです。国の最高法規です。ねじ曲げて解釈したり、違反してはいけません。
また、集団的自衛権によって、日本が海外の戦争に巻き込まれる可能性もあります。現代の戦争は、当事者である遠くの国ばかりで行われるものではなく、テロによって関係国までもがその戦争に巻き込まれるのです。
近隣の国々を脅威に感じるならば、まずは外交努力をしてみるべきです。政治的外交だけでなく、もっともっと文化交流すべきだと思います。

M.U(映像卒)


この暴挙は許されない!
憲法はなんのためにあるのか!
時の政権から国民を守るのが憲法!

選挙では、、この法案に賛成した議員を
落選させよう!

まだ諦めない!
みんなの力で阻止しよう!

Y.Y(短美卒)


人間界のさまざまな問題を暴力(戦争)では解決できないことは、今までの多くの地域での経験にて実証されました。戦争を抑止するための武力行使だといいますが、暴力の連鎖はその方法では断ち切れない。今までの戦争で命を落とした人々の命を無駄にしない為にも、今後は武力行使によってではない平和構築の方法を人間全部で考えていく必要があると考えます。日本がそのイニシアチヴを取る努力をすることで日本という辺境国の存在価値が認められることでしょう。ただ...日本人には、他の民族を先導した経験が無いので、できるかどうかは不明です。でも、自らは、武力による威嚇での平和維持をしない、という姿勢をはっきりさせるだけでも世界へのアピールにはなると考えます。

R.Y(短美卒)


何が正しいのか、しっかり判断して
主体的に生きていきたい。

H(その他)


戦後70年守られた日本が世界に誇る憲法です。
卒業生にも、このような場を設けてくださいましたこと、ありがとうございます。
強い気持ちで、賛同•応援•参加します。

(視デ卒)


わたしは、日本がいかなる戦争にも加担することに反対です。この法案の内容もさることながら、採決までの過程を見ていても、到底賛成することはできません。

M.T(映像卒)


私はもっと早くこの法案に強く反対しなかったことを後悔しています。
日本にいる限り戦争に参加するようなことにはならないと18年間信じていました。先生や親は日本の憲法は戦争を放棄すると教えてくれました。周りの大人たちの言う通り私の未来は守られてると思っていました
今、私は日本にいるからといって誰も戦争のない未来を約束してはくれないのだと気付きました。さらに自分の生きている国に民主主義、立憲主義が成り立っていないと気付かされました。選挙権もない影響力もない私は何もできないと感じてばかりです。
今の国会議員の態度や言動を見る限りこのような人たちによって私たちの未来を決められ、戦争法案が可決されようとしていることが許せません。
武蔵美有志の皆さん応援しています。私もデモにこれまで参加しましたが、ついに先生方が動いたこと嬉しく思います。
頑張りましょう。

(在学生)


美大の中で初めて立ち上げて下さったことをとても誇りに思います。明治大学に勤めていたことがあり、そちらに既に署名を致しましたが、改めて卒業生として署名出来ることに大変感謝致します。

(油絵卒)


お疲れ様です!
連日の国会前にて、武蔵美の幟を目にしています。
これからも、声をあげていきましょう。民主主義は始まったばかりです。

K.K(工デ卒)


アートの想像力は夢物語を語るためにあるのではない。現実から目を背けることなく、想像力を持ち続けること。
新しい武蔵美の力に賛同します。

K.H(油絵教授)


法を自由に解釈し、変更する権利をもつ者としての政府と その法によって一方的に支配され裁かれる者としての国民、この非対称性つまり独裁を止めなければならない。

いま国家は、あからさまに、いかなる法も恣意的に解釈し、変更できる権力を獲得し行使しようとしている。そこに法の下の平等はない。この恣意的に運用される法に束縛され、自由を奪われるのは国民である。が政府(つまり法を自由に変更し解釈できる=綜合的判断の権利を有する=と自認する安倍総理率いる政府)は、その法によって裁かれることからつねに例外な立場に自らを位置づけようとするからだ。これを独裁という。
 一言でいえば、自らを除外して国民の生活も生命も自由意志も自由にできる権利である。国民に敵対し、国民を自在に扱う権利である。はるか地球の果てに兵士を送り、無関係な人間を殺せという命令を強制し、がその行為が問題になれば、その兵士の自己責任として兵士を罰して切り棄てる。
 この法を超えた権利を支える権威は何だろう?が、その権威は、彼らが蹂躙しようとする対象である『国民』の名のもとに支える他ない。国民の名を騙り、国民の主権を蹂躙、破壊する蛮行を彼らは遂行しようとする。

 法を基礎づける普遍法は、個別の国家に属する実定法ではなく、むしろ個々の国民の生活にあり、経験にこそある。
実定法として記述され一般化された法には、いまだ一般化も記述もされえない、ゆえに個人的、主観的だともみなされもする、個々人が得た特殊な経験(その観察、思い、閃き、夢、そして思想)が、やがて規定の認識を超えた新しい認識、普遍的知をもたらし、つねに人間の文化を活性化し、革新し、覚醒しつづけてきたことは歴史を振り返ることなく、誰もが知っていることである。社会の持続性は社会の一般(社会として確定した秩序)がいまだとらえきれてない、秩序の外部あるいは下層、そこにある様々な特殊への配慮、交流から生じるのである。人間の文化を支えるのはこの普遍性であり、その創造性(それのみが世俗的に限定された知を乗り越える力として措定されている)である。すなわち普遍はこの特殊にこそ宿る。
 この特殊が普遍であること、この人類普遍の真理から、国家とそれに基づく法を規定しようとしたのが憲法である。日本国憲法はそれをもっともよく体現した憲法である(前文を見られよ)。法を基礎付ける権威は、この憲法にこそ表されているところのものだが、
 芸術を志す人間(そして自然科学者もおそらく)は誰でも、いつでもこの特殊から生まれる普遍とその困難にふれている。いかなる権力によっても、この自然に基づく普遍を変更することはできない。それは芸術家こそがよく知るところのものである。マティスやカンディンスキーのように、かつて法学を志した多くの画家が、最後は芸術の探求に向かったのはこれが理由である。夏目漱石が気づいていたように、国家を超えた法、憲法の探求は、芸術の探求に必然的に近似しているからである。この特殊に宿る普遍、その厳格さを少しでも知っている芸術家は、憲法の基本理念を日頃の制作過程において理解している。
 が、現、安倍政権は、一方で探求や鍛錬の機会(教育機会)を奪いながら、安易に『美』を騙り、国民の名を恣意的に代表し(大半の国民の見解は都合の悪い存在として切り捨て)、その権威を詐称して自らの恣意的な権力を行使し、国民の生命に危機に追い込んでいる。彼こそ、日本国家(そして文化)を存続危機に導く元凶である。日本に戦争をしかけているのは、むしろ彼である。芸術家はだまされない。またゆえに芸術をこころざす者は 誰でも、彼にNOをいう責任があろう。

K.O(彫刻 客員教授)


義を見てせざるは勇無きなり
この国に生きるものとして、声をあげましょう。

T.I(在学生)


正々堂々、憲法改正の議論からやるのが順序、立憲主義、民主主義というものです。

D.S(視デ卒)


国民を守る憲法が政府の勝手な解釈でもって侵されてしまう事、国民無視の政府のやり方への危機感を感じます。

S.I(視デ)


子ども達の笑顔は、未来への希望です。

デザインこそ
人に、
社会に、
世界に、
希望と勇気を与え、
幸福にするものである。

デザインで世界を平和にしたい!

K.M(その他)


他の大国と同じような軍備拡大による威嚇は、
70年間の平和主義を無にしてしまいます。
日本らしさを否定するものです。

戦争によって他国の人を殺したくありませんし、
子どもたちを殺されたくはありません。

K.A(商デ卒)


民意を問う憲法改正の手続きをせずに、法案を通して憲法の意味そのものを変えてしまう卑劣な手法に断固反対します。

S.S(空デ卒)


わたしは神奈川の美術コース在学の高校1年男子です。


 わたしがこの法案に反対する理由は、ひとつがこの安保法制が戦争に加担する、違憲行為であるということ、ふたつ目がいまの国会がデモクラシーという概念を全く無視しているからです。


 安保が通れば戦争になるかもしれない。戦争が始まればどうなるか、命が危機に晒されるだけでなく、表現の存在も同様に危ぶまれるのではないか。わたしにはそんなとてつもない恐れがあります。


 戦争が始まれば表現という行為、概念は、統制、あるいは利用されるかも知れない。若いアーティストたちが戦地へとかりだされたり、同調意識のもと表現をする人間がどんどん消えていくかもしれません。

 戦争は様々なかたちで表現を歪ませていくでしょう。そうなれば美術だけでなく、音楽、演劇などの芸術だけでなく、映画、アニメ、漫画といった娯楽までも侵されていくのではないか。これは過去の戦争にもあった、もう繰り返してはいけないことではないでしょうか。

 わたしは武蔵野美術大学からこのような会ができたことに、本当に強い勇気をもらいました。ありがとうございます。

 人びとの生命のため、そして表現のため、断固としてわたしはこの法案に反対いたします。

H.S(その他)


デモに参加したいと思っています.今回の強行決議は違憲だと思います

(卒業生)


 平和な日本でありますように

(在学生)



武蔵美の方々が立ち上がって、意思を表明したことに、とても感動しています。
武蔵美の卒業生も、いつも武蔵美のことを気にしています。
ぜひ、この先も継続していってください!期待しています。

K.F(芸デ卒)


賛同します!

K.M(油絵卒)


明確な基準を持たないまま、時の指導者によって解釈を変えられるような法案は法律でもなんでもありません。到底受け入れられるべきものではありません。

K.M(視デ卒)


憲法無視、国民無視の安保法案を強行に通そうとする政府に強く反対します。諦めず、自由に意見を言い、表現できる平和な国を希望する心を持ち続けていきます。

K.T(油絵卒)


先人たちの不断の努力によって培われた民主主義の恩恵で私は専門的な教育を受ける機会を得ました。次の世代にもその次の世代にも受け渡す責任があります。

H(油絵卒)


国民が多くの不安や疑問などを感じているのに、時間をかけた議論もないまま、法案を強行採決しようとすることに強く反対します。

H.K(教職員OB)


国民の自由と命が最も大事。安倍政権の暴走は許せない。武器の輸出を声高に叫ぶ経団連も最悪。戦争反対。

T(その他)


国民覚醒。始まったのだ。継続して行動、そして次の選挙へ。

T.S(教員OB


学生が立ち上がったこと、非常に誇りに思ってます。

A.O(短生卒)


自由が無くなるかもしれません。
武蔵美に教えられた人間として、絶対許せない法案です。
表現をする者として、この自由を他者にコントロールされたらたまらん!
自由って何でしょうか?
自らの意志でこれぞ良心だと選んだ道を自らの足で歩む。
そこに道がなかったら、自らの力で切り開いていく力を持っていることではないでしょうか

T.J(視デ教員)


対米隷属下での本法案に断固反対します。
真の独立国家となり、改憲を国民が議論して決めることだと思います。

K.Y(視デ卒)


ただただ平和を叫ぼう。
おめでたいと言われようとも。
だって芸術は平和ありきなのだから。

H.Y(短大金工卒)


安全保障関連法案は、憲法違反であり、日本国民と世界から平和を奪うものだと思います。
戦争をし続けているアメリカからは、距離を置かねばなりません。
世の中が平和で自由でなければ、アートも自由にできません。
私は安全保障関連法案に反対し廃案に追い込むことを希望いたします。
武蔵野美術大学有志の会の皆さまに賛同し、私は、私の地元で意思表示し、デモなどを行います。

N(卒業生)


日本は敗戦国であり、唯一の被爆国です
もっとその事実をポジティブに考え、またそのことを武器に、平和を訴えるべきです。いかに戦争を起こさずに問題を解決するかを考えるべきです。安保法案の採決は、争いが起きる兆しだと思いました。

M(在学生)


芸術を志向する者同士、連帯して「安保法案=戦争法案」を葬りましょう。

T.O(その他)


憲法9条をゆるがす法案には絶対反対です。

K.K(短美卒)


立憲主義を崩す憲法違反、戦争への一歩につながるこの法案に断固反対いたします。

S.I(油絵卒)


やっとですねぇ...。ジリジリしておりました。武蔵美卒業生に拡散しておきます。例え法案が通過したとしても、これからが戦いだと思っております。

H.U(日本画卒)


今の政権がファシズム丸出しでやってきて、次々と我々の自由を締め付ける法案を、民意なぞ軽く無視して勝手に決めてきた。
ムサ美という自由な空気が満ちている母校出身者として、そんな政権への抵抗を路上の仲間たちと続けて来た。
ここに来て、SASPL、SEALDsという学生団体が注目を浴び、そのアートワークなどに後輩らが携わっていると聞き及び、とてもうれしく感じる。
共に踏ん張ろう!次は落選運動だ!

H.O(商デ卒)


今日、報道ステーションの映像で武蔵美ののぼりを見て震えました。
私も8月30日にはデモに参加し、母校の参加が見られなかったのを残念に思っていたのです。
「最も恐ろしいのは善人の沈黙」(キング牧師)今、声を上げつことこそ大切です。若い皆さんの力に期待します。

M.Y(短美卒)


「不断の努力によって」民主主義を自分にものとしていきたいです。そして戦争をしないために。

R.Y(建築卒)


作ることは、どんな内容であれ生きることを肯定している。

M(日本画卒)


軍隊とは、モノを壊し人を殺す役割を担う集団で、モノをつくることを担う役割の私たちとは正反対に位置しています。憲法9条は戦力を持たないことを宣言し、自衛隊は創設以来61年間一度も戦闘行為を行わず、ひとりの人も殺さず、また殺されていません。
それは誇るべき事実で、67年間その憲法を変えなかったのは、明らかに日本国民の意思でした。今回の国民的反対運動がそれを証明しました。
自衛隊を壊し殺す集団にする可能性のある今回の法案に、モノをつくる立場の人間として反対します。

M.Y(工デ 教職員OB)


法案強行採決絶対反対!

J(視デ教員)


芸術の力は平和のために使いたいと思います。

K.Y(油絵卒)